糖尿病1

糖尿病について

糖尿病は自分には関係ないと考えている方もいると思いますが、糖尿病一歩前の状態である「糖尿病予備軍」はかなり多くいるといわれています。
糖尿病は、大人だけの病気ではなく、最近では子供にも増えています。これは、生活習慣の悪化によるものであると考えられます。
糖尿病は一度なってしまうと治りませんが、「糖尿病予備軍」の段階ならまだ間に合います。糖尿病に対する正確な知識を持って、生活習慣を見直しましょう。
糖尿病の原因
1型糖尿病の原因は、遺伝や環境が原因とも言われていますが、はっきりとはわかっていないというのが現実です。
2型糖尿病の主な原因は、内臓脂肪の増加や運動不足による肥満であるといわれています。肥満以外にも遺伝や環境、ストレス、加齢、食べすぎなども原因といわれています

糖尿病の治療法

糖尿病の治療法としては、初期段階なら食事療法と運動療法。進行したら薬物療法が必要になる。

糖尿病の食事

糖尿病と診断されてしまったら、日常の生活強度に合った食事をする必要があります(食事療法)。糖尿病食で食べてはいけないものはありませんが、自分にあった分量の食事で、必要とする全ての栄養素をとるように工夫します。バランスのとれた食事になるので、家族と一緒に食べられます。医師の指導に従ってください。

糖尿病の運動療法

食事療法と同様、運動療法でも医師の指導に従って、自分にあった運動メニューを作る。糖尿病の場合、急に激しい運動をしてはいけないし、運動量が足りなすぎても効果がない。

薬物療法

主な薬物療法は、血糖を下げるための血糖降下薬という飲み薬と、インスリンがほとんど分泌されない人や不足の人のためのインスリン注射です。
薬物療法が必要になるのは、1型糖尿病の人。1型糖尿病の場合、体内でインスリンを作れないため、必ずインスリン注射が必要になる。それ以外の型でも、食事療法や運動療法を続けても効果が現れない場合薬物療法を行う。どちらも医師に相談せず、勝手にやめたり、多く使ってはいけない。薬を飲み始めて調子が悪くなったら、必ず医師に相談する。