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対応可能な耳鼻科の病気

新宿駅前の当院内科では、耳鼻科の病気も一部対応しています。 たとえば、風邪やインフルエンザ、花粉症といった病気と、それに伴う諸症状の診察が可能です。内科または耳鼻科の受診で迷っている方にもお気軽にご来院いただけます。

 

風邪を引いたとき、内科でも耳鼻科でも診察はできます。これは、どちらの診療科目でも診療領域が重なるからです。咳やのどの痛み、鼻水、鼻づまり、頭痛や発熱など、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

 

ただし、当院は聴力検査室やのどの奥を診察するファイバーなど、精密検査用の設備は用意しておりません。耳や鼻、のどの病気だと感じたら、専門性の高い設備がある耳鼻咽喉科クリニックへの受診をおすすめしております。

 

耳鼻科・耳鼻咽喉科の領域と重なる内科の症状

 

内科と耳鼻咽喉科は、どちらも風邪やインフルエンザや花粉症などの診療が可能です。

 

以下に、内科と耳鼻咽喉科(耳鼻科)で診療可能な病気や症状を記載しておきますので、ご参考にしてください。

 

風邪

 

風邪は内科で診察できる病気です。咳や鼻水、発熱といった症状が挙げられます。ウイルスに感染し、呼吸器が炎症を起こしている状況だと考えられます。通常、数日から一週間程度で治るため、病院での診察を受けず、市販の薬で済ませてしまう方もいるかもしれません。しかし、風邪は万病のもとと言いますが、さまざまな病気の初期症状の可能性があるため、注意深く観察する必要があります。

 

ウイルスの感染経路は、空気感染や飛沫感染、接触感染などが考えられます。うがいと手洗いを行い、ウイルスへの感染を防ぐことが大切です。また、暖かくして寝ることやビタミンをはじめとした栄養素を摂ることなど、日々の生活習慣のなかで予防する方法は多数あります。病院では風邪薬を処方することが多いです。

 

インフルエンザ

 

インフルエンザも内科で診察可能な病気です。日本では、12月から3月頃が感染のピークだと考えられます。インフルエンザウィルスに感染すると、38℃以上の発熱や頭痛、関節痛といった症状が現れます。普通の風邪と違い、特定のウイルスに感染することが特徴です。子供だと急性脳症、免疫力が低い方だと肺炎など、重症になる恐れがあります。

 

インフルエンザウイルスを予防するには、うがいや手洗い、マスクの着用などが挙げられます。また、特定のウイルスに感染する病気なので、予防接種を受けることも可能です。

 

インフルエンザウイルスは形を変えるため、予防接種をしても絶対に防げるとは言えません。しかし、感染リスクを大きく下げることは可能です。また、インフルエンザにかかってしまった場合も、治療薬もありますので、ご安心ください。

インフルエンザについて詳しく見る(国立感染症研究所)

 

花粉症

 

花粉症も内科で診察できます。花粉症とは、特定の植物の花粉が、鼻や目、のどなどの粘膜に触れることで起こる、アレルギー症状です。くしゃみや鼻水、目のかゆみ、のどの痛みを引き起こし、日常生活に支障をきたすこともあります。

 

花粉症になる時期は、その人がアレルギーを持つ花粉の種類によって変わります。日本ではスギ花粉症の患者さんが多く、春の病気というイメージが強いですが、アレルギーの花粉の種類によるため注意が必要です。鼻炎だと思っていても、じつは花粉症かもしれません。

 

根治が難しい花粉症ですが、日常生活ではマスクの着用やうがい手洗いなどの励行によって、症状を現れにくくすることは可能です。病院では、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬、ステロイド剤を投与します。

花粉症について詳しく見る(協和発酵キリン)

 

 

咳は、身体の中に侵入した異物を追い出すための反応です。ほこりや煙、花粉、風邪のウイルスなど、さまざまなものを吸い込むため、肺や気管といった呼吸器を守るために咳が出ます。

 

咳が止まらないときは、風邪を疑う人が多いかもしれません。しかし、急性肺炎やぜんそく、アトピー、肺結核などになっていることが考えられます。痰が絡む咳だと、気管支炎や気胸、さらに肺がんなど、風邪よりも重い病気だったという可能性も少なくありません。

 

発熱や鼻水は治ったのに咳だけが長続きする場合、さまざまな病気が疑われます。「咳が出る程度だから大丈夫」と軽く考えず、一度病院を受診するようにしましょう。

 

鼻水

 

鼻水は、鼻の湿度を維持し、粘膜をウィルスや異物から守るために分泌される液体です。普段は意識することはないかもしれませんが、風邪や花粉症などにかかったときは、ウイルスや花粉を洗い流す役割を果たします。

 

温度調整や洗浄効果がある鼻水ですが、アレルギーやウイルスが身体の中に侵入すると、多く分泌されます。風邪やアレルギーが疑われますが、蓄膿症というケースもあります。

 

のどの痛み

 

のどの痛みは炎症の可能性が高いです。大きな声を出し過ぎたあと、風邪やインフルエンザなどのウイルスと戦っているときなどが考えられます。

 

たとえば、くしゃみや鼻水、発熱を伴う場合、のどの痛みの原因は、風邪をはじめとしたウイルスによるものだと考えるのが自然です。ただし、アレルギーや腫瘤など、まったく異なる病気の可能性もあります。

 

日常生活では、できるだけのどに負担を掛けず、マスクをして、乾燥を防ぐのが有効です。また、ウイルスの侵入を防ぐためにうがいをするのもよいでしょう。風邪やインフルエンザなどの疑いがある場合、内科や耳鼻咽喉科で診療を受けるようにしてください。

 

発熱

 

発熱とは、平熱時よりも体温が上がっている状況です。風邪やインフルエンザになると、多くの場合で発熱します。その理由は、ウイルスの侵入に対して免疫がはたらくからです。身体はサイトカインという物質を作り、脳から体温を上げるように指令を出します。すると、血管が収縮し、筋肉がふるえて発熱するのです。

 

発熱すると、ウイルスの抑制を防ぎ、身体の免疫機能が高まります。そのため、発熱したからと言ってすぐに必ず解熱剤を飲む必要はありませんが、まずは、十分な栄養と睡眠時間を確保し、身体がウイルスと戦える環境を作ることが大切です。体温が平熱よりも大幅に高かったり、数日経っても下がらなかったりしたときは、病院を受診するとよいでしょう。